わんちゃんの花道

先日、わんちゃんの旅立ちのお花をお作りしました。

ご依頼くださったのは、我が家の保護犬たちがお世話になった保護活動団体の方。

お友達のわんちゃんへのお悔やみとのことで、

「お花はこのような色合いでおまかせするので、遊び心を入れてください。」

そんなご希望と一緒に、ワンちゃんのお写真を送ってくださいました。

くりくりした瞳。

なんてかわいい子なんだろう…。

そのお顔を見ながら、一輪一輪お花を選び、作っていきました。

「遊び心」。

お悔やみのお花だからこそ、その加減にはいつも悩みます。

そこで今回は、青りんごを添えました。

それは、お母さんが子どもを送り出すときに、「おなかがすいたら食べるんだよ」と、
おにぎりを持たせるような気持ちから。

虹の橋へ向かう道の途中、おなかがすいたら食べてね。

寂しくないように。
安心して旅立てますように。

そんな願いを込めました。

お花が届いて間もなく、ご依頼主様から温かいメッセージをいただきました。

「この度は急な依頼にも関わらず、本当にありがとうございました。

青リンゴ、感動でした。
さすが!クリエイターですね。
私のニュアンスが通じて、嬉しかったです。

お花もいろんな種類を入れていただき、とっても華やかで。
私のために欲しいくらいでした。笑

また、とっておきの時にご依頼させていただきます。」

「クリエイター」という言葉は、なんだか照れくさいけれど…。

今回のアレンジメントは、ご依頼主様が送ってくださった1枚の
お写真があったからこそ、生まれたもの・・・。

その子のお顔を見て、その子らしさを想像し、ご家族の想いを感じる。

その過程からお花に込める気持ちが形になっていくのだと、改めて感じました。

お悔やみのお花は、悲しみを癒すためだけのものではなく、

「ありがとう。」
「大好きだよ。」
「いってらっしゃい。」

そんな言葉を代わりに届けてくれる、大切な贈りものだと思っています。

これからも、お客様のあふれる想いを精いっぱい受け取って
その子らしさや、ご家族の愛情が伝わるお花を。

虹の橋を明るく照らすくらいの光を放って届けたい!

そんな気持ちを、改めて強くした出来事でした。


一覧に戻る

コメントを残す

コメントは公開前に管理者が承認したのちに公開されます。少々お待ちください。