ウエディングのお花係・ストーリー集

20年以上ウエディングを手掛け、気づけば年間1000組を超えました。
ブーケの数だけ物語があります。その中のほんの一部をご紹介します。

折りたたみ可能なコンテンツ

ご新郎様手作りのブーケ

新郎の男性がブーケづくりを習いに来ることもあります。

慣れない手つき・・でも愛の力がすごい! 何度か練習し無事完成できました。結婚式当日、そのブーケが彼の手作りと知り、新婦様が驚きと喜びで涙・・。「せっかくメイクしてもらったのに~取れちゃうよ」と泣き笑い。

サプライズのリクエストは男性が圧倒的。花屋にいると男性のほうがロマンチストだと感じます。

ご新郎様手作りのブーケ

魔法の杖のブーケが、嬉しい悲鳴の魔法を呼びました!

「魔法の杖みたいなブーケを作りたい」というオーダーをいただきました。

デザインから起こしていく必要があり少しお時間を頂きました。「ここは生花では作れないから造花で、こちらの部分は生花でフレッシュさを表現して・・」あれこれ試作をして、披露宴から二次会まで鮮度も保てる!と確信した魔法の杖ブーケが完成しました。ご本人が大喜びしてくださっただけでなくプランナーさんやヘアメイクさんからも「可愛い!!!」の大絶賛。好評につきブライダル誌に掲載したところ続々とご注文が・・・。

実はとても繊細で、制作が大変だったので嬉しい悲鳴をあげました。
魔法の杖

「育ててくれてありがとう」の花束贈呈

お母さんに花束を、お父さんの胸に花嫁さんからブートニアをさしてあげると、気恥ずかしそうにとても喜んでくださいます。

ご両親への花束も、ブーケ同様に物語がつまっています。

お花を通して、ご両家がつながるように、そしてお嫁にいってしまう娘さんとご両親があらためて絆が深まるように、お二人の想いをこめてお作りします。

 親御さまがお亡くなりになっている際は、生前好きだったお花を贈るとお仏壇に飾って頂けます。

20年前の新婦さまが探し訪ねてくださいました

今から20年前に横浜元町にアトリエを構え、ウエディングのお花をメインにしていました。その頃のお客様がインスタグラムから戸塚の花屋に辿り着き、訪ねてきてくれました。

というのも私たちは元町アトリエ→住宅地の花屋→みなとみらい店→戸塚駅ビルの花屋と横浜市内をその時のご縁で移転していたからです。

年月を経て見た目も変化しているので、「この人かな?」と確かめるために、お花を購入しお会計の際に「覚えてないと思うのですが・・・。」と、おそるおそる声をかけてくださいました。お花が記憶に残るだけでなくて、私達のことも覚えていてくださることにも感動でした。続けてきてよかった! それ以来、クリスマスリースなどご自宅に飾るお花を作らせて頂いています。

20年前の新婦さまが探し訪ねてくださいました

涙涙・・ご両親の結婚式

結婚式を挙げていないご両親にサプライズでお式をプレゼントしたい。というご相談がありました。ブーケやチャペルのお花を娘さん達と打ち合わることに。ドレスの写真、お父様、お母様のお写真をもとに、お母様が好きそうな花をお聞きし、ひとつひとつご提案。結婚式当日のご両親の驚きが想像以上で私まで涙してしまうほど。「ドレスは恥ずかしい」と照れながらもブーケを手に喜んでいらしたお母さま・・・幸せいっぱいのサプライズに立ち会えて私もとっても幸せでした。

想いを込めたブーケは旅してもなお元気

事情があって新郎新婦二人きりという結婚式。

記念撮影だけの予定が、せっかく撮影するなら自然な場所がいいなと緑に囲まれた教会に辿り着き、だったら二人だけで結婚式を挙げたいね、そしてだったら、せっかくならエクリュのブーケがいいね!と、ご指名いただきました。

そこまで言って頂けるのは花屋冥利に尽きると、遠方でも喜んでお受けしました。

結婚に反対していた親御様にも、いつか結婚式の写真を見た時、心から祝福してもらえたら…そんな想いをこめ教会の動画や画像を拝見し、自然と調和するようなブーケをご提案しました。軽井沢まで横浜から花を運ぶ際には、鮮度に気を付け、いつも以上に慎重に慎重に・・・。お花さんも期待に応えて頑張ってくれました。横浜生まれのお花で作ったブーケ。

軽井沢での挙式後にさらに旅をしたそうで「旅行から帰ってきてもまだまだきれいです」と写真送ってくださいました。

 想いを込めたブーケは旅してもなお元気